めん房やまもとのカレー
前日の夜、Eテレの「カレーの世界」シリーズが和風カレー回だったことに易々と影響され、あしたの昼はカレーうどんだな、と決めていた。
でも食べたのはカツカレー丼(どんぶり)。
京都では〇〇丼(どん)お願いします、とオーダーするとおばちゃんに大体「ハイ〇〇どんぶりね!」と言い直される。体感値で9割。
めん房やまもとのひれかつカレー丼、丼セットで赤出汁、お新香、小鉢つき。1150円。
直径10cmくらいのやわらかいひれかつが3枚、その上におだしがよく効いた甘辛じょっぱなカレーがたっぷりかかっている。ごはんが200gくらいあって、しかもカレーは少しとろみがあるので、しっかりお腹を空かせて行ってもはちきれそうになってしまう。ごはん少なめにしとくと安心。
丼セットはどんぶりの単品に+200円で
小うどん、小そば、それぞれ温冷から選べて、他にもお吸い物、赤出汁の選択肢もある。
もちろんひれかつカレーうどんもある。
(私の前にお店に入った女の人はそっちを頼んでいたから、たぶん彼女もゆうべあの番組を見たのだな)
京都でカレーうどんといえば確かに味味香が有名だけど、その辺にある京都のお蕎麦屋さん・おうどん屋さんはたいていおいしいし、どのお店もたいていカレーうどんあるいはカレーそばを出している。
そして勤め先の四条烏丸界隈で行くと、めん房やまもとがいい。
四条烏丸の北西側に、碁盤の目からちょっとだけ入り組んだ路地があって、そこにたくさんの飲食店が犇いている。
その中でもとりわけ奥まって小さく、ふるいお店。家族経営のすてきな麺どころは京都にいくつもあるけど、個人的には五条新町の招福亭の次に好きだ。
そういえば招福亭のカツ丼がずっと食べたくて食べたくて震えていたのを思い出した。
招福亭のお新香と、めん房やまもとのお新香はそっくりだよ。
また来るねめん房やまもと〜〜